初恋〜UIREN〜

『捕まっとけよ!』


と、言うと


ゆっくり、服の裾を掴んだ。


『ちゃんと捕まってないと、落ちるぞ?』
と言えば。


恥ずかしそうに、手を回してきた…


次の日もその次の日も送った。


徐々に慣れてきたのか、話しもできるようになってきた。


『由香里?』
『なぁに?大ちゃん。』
『明日バイト休みだから、俺の地元くる?』
『本当?嬉しい!!』


と、地元に連れていこうと決めた。


由香里は俺にとってかけがえのない存在となっていたから…