28日がきた… 私は怖くて、夕方まで行けなかった… 春とはいえ、夕方は冷える… 大介、いるのかな…? 一歩、一歩ゆっくり噛みしめながら歩いた。 電灯の下に、上を向いてる大介がいた。 私はそれだけで嬉しかった。 涙が出そうだった。 でもこらえて、ゆっくり、ゆっくり近寄った。 私も上を向くと、今年は早咲きなのかソメイヨシノが満開だった… あっこれ見てたんだ… 夕陽に照らされた、ソメイヨシノ。 今の私の顔みたいに真っ赤だ。