初恋〜UIREN〜



別れ道の所で大介が
『じゃあなっ。』


って言う前に


キキッ


自転車を止めた。


大介も自転車を止め、振り向いた。


私は溢れる涙を抑えきれず、泣きながら…


『私なら大介を苦しめなかった!!それぐらい、ずっと大介が好きだった!!』


大介はビックリしている。


『好きなら離すな!!淋しいなら大介が傍にいてあげろ!!』


私はいい逃げした。


全力で自転車をこぎ、次から次へと溢れる涙を拭かず走った。


ようやく、言えた。


その夜、香に電話した……