「はぁ…かったるかった。」 「だね。」 私なんか少し寝そうになっちゃったもん。 「でもさ、生徒会長すごい人気だよね!」 「ねぇ、生徒会長ってそんな有名なの?」 「そりゃそうだよ!」 梢は少し興奮しながら話し始めた。 憧れの存在と言われている向井桐先輩。 2年生で生徒会長をしている彼は“容姿端麗”、“成績優秀”、“運動神経抜群”おまけに優しくて頼れる…などなど、とにかくスゴイ人らしい…。 …でも世の中そんな完ペキな人なんていないよ。