なんとなくフッと周りを見ると、見覚えのある後ろ姿が見えた。 ……あれ、成瀬? 行こう、見失う前に。 「ちょっとすいません。通して下さい。」 そう言って通してもらったが、何人かの人はまだついてきていた。 うわっマジかよ! 何故か追いかけられ、逃げる羽目になった。