しかし、先輩はギリギリのところで止めた。 「ふざけんなはこっちのセリフだ。さっさと消えろ。」 先輩は、今まで聞いたことのないような低く冷酷な声で言った。 あたしは少し、身震いがした。 「チッ行くぞ。」 「お、おぅ。」 そう言って去っていった。