2つのグラス

じっと見つめられた、私

顔が熱くなるのを
感じる。

「由希・・・奈。」

瞬の瞳が
不意に切なくなる

ゆっくり、ゆっくり
顔が近くにくる。

私は、瞳をゆっくり閉じる

二人の時間を大切にしたい