「水乃、とりあえず聞いてあげるけどなんでかしら。」
「ん〜とね。咲ちゃんがいて、舞ちゃんがいる。ウチはそれだけで嬉しいから。」
水乃は本当に裏表がない。屈託のない笑顔でそう答えた。
はぁ、それは確かに私たちには良い事だけど。
「だけど、それは部活としてどうなのかな? というか後輩と接してみたいって私は思うんだ。」
「あたしも後輩と話とか一緒に活動してみたいな。」
2人がそう言うならぁ、と渋々だが水乃も納得したようだ。