ギルド本部に入ってすぐの所に、受付がある。
そこに座る若い女性に、コウは歩み寄った。
「あらコウ、おかえりなさい。依頼は達成できた?」
若い女性もコウとは顔見知りらしく、気さくに話しかけてきた。
「こんなの依頼じゃないよぉ」
少しふて腐れ気味に、コウは革袋を置く。
「脱皮した竜種の子供の抜け殻。しかもほんの一部だけ。狩猟者じゃなくても出来るじゃん、こんな仕事」
「そんな事言わないの。今は名の知れた狩猟者だって、最初はこういう地味な仕事を積み重ねて経験を積んでいったんだから」
女性が金貨10枚をコウに渡す。
「はい、今回の報酬ね」
そこに座る若い女性に、コウは歩み寄った。
「あらコウ、おかえりなさい。依頼は達成できた?」
若い女性もコウとは顔見知りらしく、気さくに話しかけてきた。
「こんなの依頼じゃないよぉ」
少しふて腐れ気味に、コウは革袋を置く。
「脱皮した竜種の子供の抜け殻。しかもほんの一部だけ。狩猟者じゃなくても出来るじゃん、こんな仕事」
「そんな事言わないの。今は名の知れた狩猟者だって、最初はこういう地味な仕事を積み重ねて経験を積んでいったんだから」
女性が金貨10枚をコウに渡す。
「はい、今回の報酬ね」


