竜を狩る者

双頭の鎌首をもたげ、咆哮を上げるアンフィスバエナ。

流石に竜種の咆哮に足を止めざるを得ない二人。

それでも、その心に決めた『覚悟』が、咆哮によって竦んだ足を前へと踏み出させる!

刀を横薙ぎに振るうのは由羽。

正面の頭部目掛けて斬撃を見舞う!

刃によって傷つけられ、激昂するアンフィスバエナ。

すかさず後方の頭部が由羽に向かって毒のブレスを吐き出そうとするが。

「させないっ!」

黒剣二振りを構えてアンフィスバエナの懐に入った瑞樹が、連続斬りを繰り出す!

左右の剣は防御力には欠けるものの、手数と攻撃力は他の武具を上回る。

素早い連撃によって相手に反撃の間を与えず、一方的にダメージを与える事ができるのだ。

前方の頭は由羽に、後方の頭は瑞樹に。

完全に分断されたアンフィスバエナは、いいように二人の狩猟者に攻撃を受ける!