竜を狩る者

「私もですかぁ?」

まさかパーティーに誘われるとは思わなかったのか、キョトンとする由羽。

「ええ」

瑞樹は頷く。

「貴女も私もアンフィスバエナに人生を狂わされた者同士…きっといいパーティーになるわ。勿論報酬も均等に分けるし、望むならアンフィスバエナから得られる素材も分けるわ」

「……復讐は何も生みませんよぉ?」

瑞樹に聞こえない程度の声で呟く由羽。

「え?何?」

「いえぇ…パーティーに加わってもいいですけどぉ…一つ条件がぁ」

由羽は人差し指を立てた。

「アンフィスバエナへのトドメの一撃は、私と瑞樹さん、二人でやらせて下さい…抜け駆けはナシですよぉ…?」