竜を狩る者

「わかったら、すっこんでろ」

ザッ、と硬い岩肌を踏み締めて。

ローゼンはニーズヘッグとの間合いを詰める!

ゴォッ、と大きく息を吸い込んだニーズヘッグは、その息を炎のブレスとして吐き出す!

「くぅっ!」

肌を焼き焦がすような強烈な熱風。

しかし立ち止まるより突進する方がダメージは抑えられる。

怯む事なく走り、ローゼンはニーズヘッグの懐へと飛び込んだ!

そうなるとローゼンの方が有利だ。

左右の剣を素早く振りかざし、怒涛の連続斬りを見舞う!

彼の剣は業物だ。

たとえ最強と目されるニーズヘッグの鱗だろうと、容易く刃を通す!

飛び散る鮮血、舞う血飛沫。

躊躇なく斬り付けるローゼンの太刀筋に、ニーズヘッグは鋭く嘶いた。