少女は愛を知った




『なんだよっ、拓哉か。』


「なんだよって!?ひどいじゃないですか。」


こいつは黒龍の幹部。-佐藤拓哉ー


くりくりと下目で、まさに女の子と言っても可笑しくない顔だ。


『うるせぇ…。』


「総長!あいつ何もんですか!!!?」


「あいつ何考えてるんだ?」


連も加わってきた。


『ったく…。何があったんだよ?』


「「女ですよ!!!!」」