俺は青川 水乃(ｱｵｶﾜ　ﾐｽﾞﾉ)。今回の主人公らしい。


それにしても俺に小さい頃の話しろって言われても急に話してもおかしくない？


「そういえば、皆は小さい頃は何をして遊んでたの？」


ここは食堂。今はお昼の時間だから皆が集まっていた昼御飯を食べていた。
そんな時に白原さんが急に聞いてきたのだ。


作者の思惑通り進みすぎだから。


溜め息をつきながら白原さんを見た。


「白原さん。急にどうしたの？
小さい頃の話なんて聞いてさ」


作者の思惑通りになるのも嫌だからほんの少しの抵抗を見せた。


「なんかこれを聞かないといけない感じだから？」

作者め！ 楽しましたね？


「おい。ミズノどうしたんだよ？　お前らしくもない」

カイジは俺をバカにした目で見てきた。


「そう？　気にすんなって。
なぁ。フウタは何して遊んでた？」


カイジの反応に一瞬イラッてきたけど無視しといた。
カイジはなんだかんだで構ってちゃんなので、こう言うときは無視するのが効果的だからだ。


案の定。カイジはキノコの栽培を始めた。