「ほら、琴…行こ?」 「どこに…って、ちょ!?」 私の質問を最後まで聞かずに琉太は私の手を引いた。 もちろん、回りの人達はそれを目で追うわけで。 これからこんなのが続いたら体もたないよ… 「琴早く!」 私がそんな事を思っているとも知らず、琉太は走る。 「り、琉太…どこ行くの!?」 琉太はそれにニヤッと不敵な笑みだけを浮かべて、私の手をより一層強く引いた。