NEXT STEP

横田さんは周りをキョロキョロしながら耳打ちをした。




「りっちゃん、チャック全開だったんでしょ?だから私に何も言えなかったんだよね?」


「…はい?」


「もう!それならそうと言ってくれればいいのにぃ。」



そう言ってバシッと私の肩を叩いた。



「って恥ずかしくて言えないかぁ!」


あははっと笑う横田さん。



もしかして、いや、もしかしなくても上矢くんだな。



でももっといい言い訳してよ…。




チャック開いてなくても恥ずかしいじゃない。




「りっちゃん今日お昼一緒しようね!!」


そう言って元気よく走って行く横田さん。



…ははは。