NEXT STEP

入り口に立っていたのは上矢くんで。



「上矢、何の用だ?」


日向先生は驚きもせず、上矢くんに近づいた。



「日向先生、梨音を俺に譲ってよ。」



上矢くんは真剣な顔で日向先生を見た。



「上矢、からかうな。」



「本気っすよ?」



「上矢。」


日向先生は呆れた顔をして上矢くんを見た。




どうしよう…。




私は二人から目を逸らすことしかできなかった。





すると上矢くんは私の目の前に立った。





私は上矢くんを見上げた。