NEXT STEP

「梨音、違う。「違うくない。あなた帰って!」



「っ…。」



彼女は日向先生の腕を解こうともがきながら私に向かって叫んだ。




「アヤ、俺は梨音と結婚を考えてる。だから別れる気はない。」



日向先生は彼女の体を日向先生の方に向かせ、慰めるように言った。




「イヤよ!私は尚人と結婚するの!!」


「我儘を言うな。」




二人は喧嘩を始めた。




ちょ‥ちょっと待って。




日向先生…私と結婚を考えてる…!?




私は別れを切り出せず、ただただ立ち尽くしていた。







どうしよう…。




この状況じゃ、伝えられない…。





別れてって…。