NEXT STEP

しばらくしても上矢くんは戻って来ない。



私は不思議に思いながらも、そこから動こうとはしなかった。





それから数分後、上矢くんが戻ってきた。





私は立ち上がり、上矢くんを見つめた。



「先生、行こう。」



優しく微笑む上矢くんを見て私は泣きそうになった。




胸が苦しい。



上矢くんを私の心が求めてる。




今すぐにでも言いたい。





好きって。






喉まで出かかった言葉を私は飲み込んだ。