「チョット!待ってください」
「なんだよ」
「私、こうゆう事ならボディーガードなんてしません。自分の事は自分で守ってください」
「は?俺に逆らうの?」
「私はもうやりません!」
「ふ~ん…」
純也さんとの甘い関係を期待した私がバカだった。
ってゆうか、この人性格最悪だし!
顔が良いからって調子にのりすぎだし。
「あっそ」
「スイマセン」
帰ろうとした時―…
腕をギュッと捕まれた。
そして
耳元で低音の甘い声で囁かれた。
「俺、気に入った奴見付けたら、ケッコーしぶとくて、簡単には離したくないんだよね」
そんな事言われたら顔が真っ赤になる。
「緒方、俺のそばにいろ…」
…え?
…そんな事言われたら…
「は、はい…」
うっとりしてしまった。
「緒方…、今日は助けてもらったから、120円のジュース代で良いよ」
はい??


