「信じたかニャ?」 「うん、信じる。……でも、何で思い出せなかったんだろ? 」 「忘れるってのは色々な理由があるニャ。年齢とか時間的なものとか、あとは心理的なものとか」 「う~ん、難しいわね」 「今は深く考えなくていいニャ。少しずつ、水晶を使って慣らしていくニャ」 「うん……」