嘘…… いつもの爽やかが 今、どこにもない。 「この学年で一番 可愛い小林さんを 彼女にしたら俺の 価値が上がると 思ったのによぉ。 まぁ、仕方ねぇーな。」 そういって壁まで 私を追いやった 青木くんが私の 両手を頭の上で 掴んだ。 「やめてッッ! 離してよっ」 「俺の物になるなら 離してやるよ」