私の幼なじみは運命の王子様!?




「はぁ………。」


美香が俺の言葉にわざとらしくため息をついた。



「あんた、鈍感にもほどがあるよ……」



「あ?俺、鈍感か?」


聞いたら、美香が目をまるくして驚いていた。


そんなに驚くことか…?



「気づいていない時点で鈍感だから。」



はぁ?美香が言ってることがさっぱりわからねぇし………。