それから、鳥が多く居るというOKINAWAフルーツランドという鳥専門の動物園に行く事にした。
そこまで移動するのに歩きだと不便だから自転車を借りた。
自転車で移動ってあんまりした事無かったし、正直、面倒臭いと思ったが…
「風が気持ちぃぃ~!!」
瑞季が楽しそうだから良しとなった。
全く、俺は単純だ。
そして、OKINAWAフルーツランドに着いた…
のはぃぃが。
「ねぇ、見て見てー!鳥さん、いっぱい居るよー?可愛ぃいいぃい!」
「分かった。分かったから、瑞季…。肩に鳥を乗せたままこっちに近付いて来んな。」
「えー?何で?可愛ぃじゃん!ほら!」
「止めろってぇえええ!」
「顔の近くに近付けただけじゃん!何でそんなに逃げるのぉおおおー?」
「ばっ!走るな!来るな!近寄るな!」
「酷いよ、渉ぅうううーー!」
「うわぁあああぁああ!」
俺には、刺激が強すぎだった。

