「し…て欲しいなんて言ってな「じゃあ止めてもぃぃのか?」」




右手を少しだけ動かす。すると、クチャリといやらしい音が響く。



「ふっ…ん、」



「体は欲しがってんじゃねぇ?」




クスッと笑って瑞季の耳元で喋ると瑞季がポソッと呟いた。



その言葉は多分、俺がさっき言った言葉だと思う。が、



「聞こえねぇよ?瑞季ちゃん。」



俺がそれで満足する訳ねぇ。




「…っ、」



瑞季が恥ずかしそうに俯く。


そして、涙が溜まった目でゆっくりと俺を見て。





「わ…たしを好きに扱って下さいませ、ご主人様…っ。」





震える声で、俺の服をギュッと掴んで言った。




「…っ、」




それは予想を越えていて。俺の欲情を掻き立てるのには十分だった。




「は…やくシてっ。」




瑞季が一言喋る度に俺の心臓がドクドクと尋常じゃねぇ程速くなって。




「はぁっ、優しく…出来ねぇかも。」



「ぃぃ…よっ、私を渉で…ぁっ、いっぱいにしてっ」




俺は瑞季に夢中になった。