まぁでも、これが瑞季なんだけどな。



でも、そこまで意地になられたらこっちだって意地でも言わせてみたくなる。




右手に少しだけ力を入れる。


すると、さっきよりももっと深い所に到達する。




「ひゃああぁっ」




瑞季の体がビクンッと跳ねた。


全身の力が抜けたらしい瑞季がグッタリとする。



それを確認して、俺はそのまま右手を動かしながら瑞季をベットに寝かせる。




「あっぁ、二…本だめ…っ」



「"イイ"の間違いだろ?」




まだ口を開こうとしねぇ瑞季の耳を左手で触りながら

右手の指を二本に増やしてバラバラと動かす。




「あぁあっ!もっ…だめぇ。」




それが瑞季には我慢が出来なかったみてぇで瑞季の体がビクビクと跳ねる。




「イっ…ちゃぁ「イカせる訳ねぇだろ?」」




瑞季が果てる前に手の動きを止める。




「はぁっ、はっ」




瑞季が肩で息をする。未だに口を開こうとはしねぇ。



でも、変わった事が一つ。



それは



「続き、して欲しいんならおねだりしねぇとな?」



瑞季の欲望を抱いた目だ。