「わ、わたっ私もっ。」



「うん。」



「渉が大好きだよっ。」



「あぁ。」




俺が


おいで。


と言って手を広げると俺の胸に勢いよく瑞季が飛び込んでくる。




「泣くなよ。」



「だって…。」



「これからは俺が側に居んだろ。」



「うんっ。」




俺が優しく瑞季の頭を撫でると、瑞季が俺に笑いかける。




欲しくて欲しくて堪らなかった瑞季がこの腕の中に居ると思ったら、すげぇ嬉しくて幸せで。




瑞季と笑い合いながらずっとこの幸せが続くとぃぃなと思った。




それは簡単な思いではなく、俺のホントウの願いだ。