「この木を見守り続けるために…」
「ん?何か言ったか?」
十伍が不思議そうに私の顔を見た。
「なんでもない。って…それはなんのつもり?」
私のもとへ戻ってきた十伍はあのホワイトタイガーにまたがっていた。
「なにって葵に乗ったほうが早いと思って」
「葵ってそのホワイトタイガーの名前?」
十伍がYesの返事をする前にホワイトタイガーが一度吠えた。
その声の勢いに私はしりもちをついた。
━━こんなのに乗っていけるわけないっ…!
それでも楽しそうに十伍は笑って私の腕をひっぱった。
「怖がることねぇって!コイツおとなしいしさ」
十伍はそういったが、ニコニコしている十伍の下からホワイトタイガーの葵が肉食獣が獲物を狙うあの眼で私を見つめている。
━━ちっとも大丈夫じゃない…
「私歩くからいいよ…」
「えー」と不満の声をもらす十伍の下で葵が「あたりまえよ」という顔をしている。
「じゃあ、俺も歩こっと!」
十伍は葵から降りて、私の隣に並んだ。
それを見た葵はものすごい形相で間に入ってきた。
そして、私を一睨みすると十伍のほうに喉をグルグルとならしてすりついた。
━━なんか生きた心地しない…
「ん?何か言ったか?」
十伍が不思議そうに私の顔を見た。
「なんでもない。って…それはなんのつもり?」
私のもとへ戻ってきた十伍はあのホワイトタイガーにまたがっていた。
「なにって葵に乗ったほうが早いと思って」
「葵ってそのホワイトタイガーの名前?」
十伍がYesの返事をする前にホワイトタイガーが一度吠えた。
その声の勢いに私はしりもちをついた。
━━こんなのに乗っていけるわけないっ…!
それでも楽しそうに十伍は笑って私の腕をひっぱった。
「怖がることねぇって!コイツおとなしいしさ」
十伍はそういったが、ニコニコしている十伍の下からホワイトタイガーの葵が肉食獣が獲物を狙うあの眼で私を見つめている。
━━ちっとも大丈夫じゃない…
「私歩くからいいよ…」
「えー」と不満の声をもらす十伍の下で葵が「あたりまえよ」という顔をしている。
「じゃあ、俺も歩こっと!」
十伍は葵から降りて、私の隣に並んだ。
それを見た葵はものすごい形相で間に入ってきた。
そして、私を一睨みすると十伍のほうに喉をグルグルとならしてすりついた。
━━なんか生きた心地しない…


