「丁度トシと飯行こうって言ってたんだ。一緒に行こうぜ」 「トシさんも!やった!行く行く」 トシさんはマコトくんと同じ課の人でこの会社ではかなりイケメンの部類に入る。 ナオミはマコトくんが好きみたいだけどトシさんは目の保養になると言って見かける度に目をキラキラさせている。 「サキちゃんもいいかな?」 嬉しそうなナオミを見ていたマコトくんの視線が隣にいた私に移る。 「ごめんマコトくん。私今日は大事な予定があって…」