先制のツーランホームラン!!


「うわぁぁぁー!!!」


湧き上がるベンチ!!
歓声を上げるスタンド!!


俺は小さくガッツポーズをした。


ベンチでは智史が俺を見て、
手を挙げ喜んでいる。



相手投手は自慢のスライダーを
打たれてマウンドで凹んでる。



おまえのスライダーは完璧だ。


しかし俺の智史への愛は止められない。

誰にも止められないんだ・・・


結局これが決勝点になり、
俺たちは2-0で勝った。


そして、準決勝に駒を進めた。