涙を拭いて。



「憐夏の部屋行ってくるね。」


「病院行きなさいって伝えて。」


「はーい。」




「憐夏!入るよ?」


部屋に入るとベッドで横になっている
憐夏。


「大丈夫?熱は?」


「大丈夫。」


「絶対うそ。お前絶対我慢するから。」


「大丈夫だって。」


亜恋が憐夏のおでこに手を当てる。


「うーん…?」


「だから大丈夫って言ってるでしょ。」


「でも、大丈夫な顔してないぞ?」