涙を拭いて。



「浪川…?」


後ろから声がしたので振り返ると
織田が歩いてきた。


「何してんだ?」


「あ、織田!ちょっと緊急事態。
憐夏が倒れた。」


「はあ?」



織田は「ちょっとどけ」と亜恋をどかし
憐夏を抱えて保健室に寝かせた。