涙を拭いて。



そしたら、案の定、保健室の前の廊下を
歩いていた憐夏。



「またさぼりか!?」


大きな声をたした亜恋。


声に気づいて振り返った憐夏。

壁にもたれかかりつらそうな表情



「じゃあ…教室もどる…」


と、亜恋に聞こえるか聞こえないか
ぐらいの声でつぶやき、教室に
向かって歩きだした。