涙を拭いて。



「昔から憐夏には一番期待してたのに
ほんとガッカリしたよ。」


「パパ!」


「憐夏に一番お金も費やしてきたし、
時間もかけてきた。それをあっさり
怪我ぐらいでやめて…」


憐夏がバンッッ!と箸をおいた。


「憐夏…?」


憐夏は立ち上がった。


「ごちそうさま。」


鞄をもって、憐夏は家から出た。