涙を拭いて。



「まあ、それならいいんだけど。」


「てゆーか、最近憐夏、保健室登校じゃない?」


「悪い!??」


「悪くないけど、私の心配より、憐夏の
心配したらいいのに。」


「みんな私より燐夏が心配なんだよ。」


「そんなことないよ… 私は憐夏をいつ
も心配して…」


憐夏が燐夏から顔をそらして
手で顔を覆った。


「辞典もないんだし、出てってよ。」


憐夏の口調が荒くなる。


「やっぱ、憐夏最近何かあった?」


「早くでてって!」