涙を拭いて。



階段を駆け下りてしばらくして、
階段をのぼる足音が聞こえてきた。


「リビングにあった。ありがとう」


何も答えない憐夏


「何で髪染めたの?」


「亜恋と同じこと聞かないで。」


「気になるもん。あんまり明るくない
方がが似合ってたよ」


地毛が明るめの憐夏。
今は金髪に近い茶髪。


「じゃあ、燐夏お金貸してくれる?
黒くもどすから。」