なに・・・この公開告白・・・
気がつけば・・・康太は居なくなってて。
気がつけば・・・あたしは永倉州に抱きしめられたままで。
耳元で・・・・
「この間はごめんな。俺・・・あおいが好きだ」
と、甘く囁かれた。
「・・・ずるいよ。嫌われたのかと思ってたんだから・・・キスしたくせに・・・」
「擬似カップルしてて、段々あおいのことが好きになってってさ。でも、あおいはまだ元彼が好きなんじゃとか思って。あのキスも・・・元彼の代わりなんじゃとか・・・」
「それは・・・あたしも同じだったよ?永倉州の中から元カノが消えなかったから。」
「実はさ、俺も見ちゃってたんだよな・・アイツが新しい男といる所。なんか、すげぇショックでさ。しかも、昨日、アイツが俺とまた付き合って二股でもいいか・・みたいな話してるのも聞いちゃって。」
「・・そ、なんだ・・で、さっきなんで呼ばれたの?」
「もっかい、やりなおそってさ。全力で拒否してきたし!!だから・・・」
「だから・・・?あわわっ!!」

