どうやら向こうからはあたしの姿は見えてないようだった。
「州がさぁ・・・」
と、発したのは、声からして・・・元カノ。
元カノは友達に永倉州の話をしてるようで、思わず聞き耳を立てた。
「州がさぁ、彼女と別れたらしいんだよねぇ。やっぱりあたしが好きなんじゃない?」
「マジで?!そりゃ、州くんから告って来たやつだしねぇ。」
「そそっ♪顔いいし、スタイルいいから付き合ってたけど・・・やっぱり年上がいいよねぇ♪お金有るし、包容力あるし!!」
「うんうん、年上はいいよ♪・・でも、州くんは惜しくない??」
「・・まぁね。つれて歩くにはいいしねぇ。今の彼氏もいいけど、州の方がエッチうまいしぃ♪」
「んじゃぁさ!もっかい、州君と付き合っちゃえばいいじゃん♪二股になるけどばれないっしょ♪」
「あ・・それいいかも♪あとで州に連絡してみよっかなぁ♪」

