「……ありがとう。屋良くんは、明るいね。あたしと正反対」 それだけ言って、屋良くんを見ると、耳まで真っ赤になってうつむいている。 「……アドレス、交換しない?」 呟くように言った屋良くんの言葉に、なんだかあたしまですごく恥ずかしくなった。 「夏休みまで、あと2週間だね」 それからのあたし達は、他愛もない話をしながら帰った。 あたし達の家は、思いの外、近かったことに驚いた。 どうやら屋良くんは、小学校を卒業した時に今の家に引越したらしい。