カオリは、まさか、自分がこんなに早く、

プロポーズされるなんて、考えた事なかった。


…でも、嬉しかった。


結婚すれば、亮とは、ずっと一緒に居られる。

一緒に居られるという事が、すごく嬉しかった。



自分の父親が、賛成してくれるかどうか?

という事を考えると、少し、気が重かったが、

きっと、わかってくれると、思う事にした。




 亮が、言ってくれた、”結婚しよう!”を、

何回も何回も、思い出しては、幸せに

浸っていた。