「また鹿山くんに 心配かけたくないでしょ?」 それを言われたらあたしは弱い 諒にこれ以上迷惑かけたくない そばにいれるのは嬉しいけど できるだけあたしで縛りつけたくないから あたしは大人しく休んだ 「真千ちゃん、そろそろ行く」 「そう… 気を付けてね」 頷いてグランドに戻ったけど 3年の競技は終わってた また木陰で座る 「柚希、解散だってよ 帰ろか」 諒が来て荷物をまとめる