君との出会い~奇跡がある限り~



「何でかなぁ〜?」


私は、携帯をずっと見つめていた。


YUNYUNに会った事を、亜美に自慢するために、いつものとおり冗談……


みたいな文をふざけて送っただけなのに……返事が、来なくて……


それに、学校で会ってもなぜかしんみりしていて………


「何かが変なんだよなぁ、ここ数日どのメールも返事が来ないし、……慶介君とか、充君とかも……皆すっごい塞ぎ込んでどうしたんだろう?」


私は、このとき少し不快感を覚え始めていた。


友達なのに……大事なことは何一つ言ってくれない。


皆何かを知っている……だけどそれを私だけが知らない………


何か大事な理由があるのかもしれない、


だけど少なくとも私は、そう感じていた。


「友達って何?大切なことは何一つとして言えない……

いいや私だけが知らない…

私には、関係の無いことなのかもしれない。でも話してくれたら、何かが変わるかもしれないのに……

その人の負担を一緒に背負ってあげることもできるのに……どうして…私は、そんなに頼りにならないのかな?」


私の頬に一筋の光が伝い落ちた。


「友達って思っていないのは……もしかしたら、私のほうかもしれない……

……すっごい軽く考えていたかもい知れない…


友達ができて浮かれてただけなのかな…?私大事に出来てなかった?」


私はそのままベッドに倒れこんだ。


「私きっと…いいや人間は一人じゃ生きていけないんだ……きっと皆がそう。

頼られないのは、私がそれに値しないから、こんなことばかりを考えてしまうから……私は、なんてエゴなんだろう。」


私は、そのまま開いていた携帯を電源ごと切って部屋の電気も消した。


「きっと、頼れる人は他にいるんだ。皆自身たちが、救いあっているんだ。

私が、入ることはできないんだ。
それなら頼ってくれるまでまとう。
相談してくれるときは…きっとすべて話してくれるから。
それまで…話してくれなくても、私が、いけないのだから。」