それなのに…ここ半年くらいで病状が、悪化していた。
病院内で過ごすことがほとんどだった。
「珪奈!?」
それからしばらくたって珪奈は、意識を取り戻した。
「お兄ちゃ…ん?それにお母さんも…お父さんも…どうしたの?」
つらそうにしながらも、珪奈は、いつものように普通に話をし始めた。
「珪奈…良かった目が覚めたんだな…。」
「私、急いで医者を呼んでくる、……珪奈待っていてね?」
「うん。アリガトウお母さん。」
そう言って珪奈は、微笑んだ。
父さんも涙ぐんでいた。
「珪奈、どこも苦しくないか?」
「うん。大丈夫だよ♪」
今思えば、珪奈は気づいていたんだ…自分の運命に…
