啓太と別れてとぼとぼと校門をくぐると、 見慣れた背中を発見! 「あーきーほっ!」 その背中に飛び付くわたし。 「わっ!びっくりしたぁ〜 ゆい、おはよー」 思いっきり肩をびくつかせ、すごい勢いで振り返った顔がおもしろくておもわず吹き出してしまった。 「ぶっ…、あきほの顔うけるー!」 「えー?ちょっと人の顔見て吹き出すって、どーゆことよっ!」