わたしの学校も啓太の学校も、8時40分までに着けばいい。
だからわたしたちは、ギリギリまで話して学校に行くようにしている。
話の内容は、大体学校についてとか、思い出話。
なんでもない会話だけど、相手が啓太だと何倍も楽しくなって、
全然おもしろくないところでお互い爆笑とかしちゃう。
そして啓太がいつも
「ほんと、ゆい最高だわぁ…」
って頭をポンポンしてくれる。
この瞬間がわたしが何よりも好きな瞬間なんだ。
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