『でもね?ゆり、
啓太くん、めちゃくちゃかっこいいってこと忘れちゃだめよ』


家にかえってきても、帰り際に言われたあきほからの言葉が頭をぐるぐる…





あきほが言った言葉の意味はつまり…



啓太きっと学校で告白されまくってるってこと。



前から気になっていたことで、でも気にしないようにしていたこと。


啓太は今日告白されたーなんて、言ってこないけど…



わたしだって言わないし、心配させないように言わないし可能性は高い。



「んー!」


バンッ


考えれば考えるほど不安になって、ベッドに倒れこんだ。