あの日の朱雀




「い、いやぁ…」




私は泣き出してしまった。




「おぉおぉ。可愛いねぇ。」




そういって唇を触られた。




「っ…」




寒気がした。




そしてもう1人の男性が帰ってきた。




「用意ができやした。」



「よし。」




男はそういって、私を車に乗せようとした。




「い、いやぁ!!!」




大声をだしても、人通りが少ないこの通りでは通用しない。




「はっはっは!!!」




嘘…



嘘…











「朱雀さぁぁぁぁあん!!!!!!」