ブロロロロ…





「ん…」




あれ?



いつのまにか…寝ちゃってた…?




「お。起きたな。」




横を見ると、丁度シートベルトをはずしている朱雀さんが見えた。




「…着いたの?」



「あぁ。早く降りろ!時間に間に合わないぞ。」




そう言って私の頭をぐしゃぐしゃにした。




「ーうん。」




寝ぼけながら、私もシートベルトをはずした。