バスを乗り継ぎ、着いた所は見覚えのある場所だった。




「ここ…」



「そ、この間来た展望台ね。」




オリオン座を見た…



あの展望台…




「でさ…電気屋さんに言ったってのは嘘で…。」




そう言って、ポケットからなにやら出してきた桂馬さん。