あの日の朱雀



「…」



「夕空?」



「…」



「どしたの?」




やっぱり…



やめたいな…




「大丈夫。俺がいるだろ?」




優しい声。



でも…



あと一歩がふみだせない…。



そう。



バス停の前…



このバスに



なかなか乗れない…。